学部・学科

工学部 応用化学科

応用化学科

素材革命、環境保全、機能性物質の開発......。
21世紀の課題を解く鍵「応用化学」の基礎から先端分野までを学びます。

学びのポイント

理論を知る講義はもちろん、五感で化学を学ぶ実験科目が充実。
1年次の「基礎化学実験」をはじめ、3年次の秋学期までに15の実験科目を用意。専門科目の講義で理論を知り、実験科目で五感を通じて現象を学びます。また、4年次の卒業研究は、テキストに載っていない実験に出合う場でもあります。各教員が取り組む研究に接することで、世界水準・最先端の化学を体得します。
めざす将来や興味に合わせ、自己目標を明確にするコース制。
3年次より2つのコースを設定しています。1つは実行力のある化学技術者をめざす「エンジニア・コース」。そしてもう1つが、世界を舞台に活躍する先進的な化学技術者をめざす「スペシャリスト・コース」(JABEE認定コース)です。この修了生には申請により技術士補の資格が与えられます。
高い専門知識と問題解決能力を備えた国際的に通用する化学技術者を養成。
国際的に通用する化学技術者を養成することが目標。国際的な基準でも評価される質の高い技術・知識・教養や問題解決能力を身につけるために、企業と共同で実験を行います。デザイン能力、マネジメント能力、表現能力、コミュニケーション能力を養う「創成実習」など倫理、環境問題に対応する科目も充実しています。

応用化学科 研究室紹介

饒村研究室

CLOSE-UP 1饒村研究室

失敗の中にヒントが!? 新たな有機化合物の創出に挑む。

光を放つ物質や、抗がん剤などの医薬品に応用できる化合物。饒村先生の研究室は、新しい有機化合物を開発している。世の中にまだない物質を創り出す研究に挑むというわけだ。「研究は1人1テーマで行います。実験には予期しない結果がつきものですが、必ずしも失敗ではなく、実は興味深い現象が隠れていることも。それを見逃さないよう、月1~2回の研究報告会では、学生と一緒に細部まで検討します」。その一方で、研究の過程に対しては細かく指示しないのが先生の方針。目標を達成するためのアイデアを学生が自分で出し、遂行することを期待している。「研究を通じて身につけてほしいのは、何ごとも自分で考えて行動する力。自分のアイデアが実を結んだ喜びを味わい、それをモチベーションに次の課題に挑戦する――学生のそんな姿は、私の喜びでもあります」。

饒村 修 准教授
饒村 修 准教授
ゼミはどんな雰囲気?
昼食は、実験で手が離せないメンバーを除き、私も一緒に学食のテーブルを囲みます。研究室内の懇親会も、たびたび開催。もちろん研究のことも気軽に相談できる環境です。
守谷研究室

CLOSE-UP 2守谷研究室

新材料の開発も、学生同士も、長所の融合に期待!

「高分子に他の材料を複合化すると、互いの長所が融合すると同時に、短所を補い合う材料が生まれます」。そう語る守谷先生の研究室では、高分子とナノカーボンの複合化により、「軟らかくて鉄並みに強い」「高分子なのに導電性が高い」などの性質を持つ材料を開発している。実用化されれば、自動車や航空・宇宙、医療、食品など、多彩な産業での活用が期待できる。学生は各自の研究テーマを持つが、共通の素材を使うなど、互いに関連性を持たせていると言う。その理由は? 「自ら考え問題を解決する知識・技術に加え、他メンバーの研究にも関心を持ち、協力し合って問題を解決するコミュニケーション力やチームワークも高めてほしいのです」。国内外の学会で多くの研究者と議論し、視野を広げることも推奨。先生が見据えるのは、学生たちが社会に出たその先だ。

守谷 せいら 講師
守谷 せいら 講師
ゼミはどんな雰囲気?
研究では活発に情報交換するなど、密に協力し合っている学生たち。先輩と後輩の垣根もなく、日をまたぐ実験の時は、数人で研究室に泊まり込むのも楽しみの一つのようです。

取得が期待される資格

  • ●高等学校教諭一種免許状「理科」
  • ○作業環境測定士(1年以上)
  • ●高等学校教諭一種免許状「工業」
  • ○甲種危険物取扱者 など
  • ●技術士補(スペシャリスト・コース修了生は申請により取得可)
  • ●毒物劇物取扱責任者

●は所定の単位を修得後に資格の取得が可能なもの。○は受験資格の取得が可能なもの。( )は実務経験年数。
上記の記載内容は予定であり、変更する場合があります。


目標に向かう先輩たちの学び

環境にやさしい新材料の開発。
強制されないからこそ、やり遂げたい。

落合 知夏さん

工学部 応用化学科 2019年3月卒業

落合 知夏さん

静岡県 浜松市立高等学校出身

就職先株式会社ROKI

卒業研究のテーマは、新しい木質バイオマス材料の開発と応用です。溶液中に含まれる有害物質・ホルムアルデヒドの量の測定法はいろいろあり、私たちが研究するのは酵素を利用した測定法。酵素は水に溶けるため、そのままでは一度しか使えません。ところが木質バイオマス、つまりおがくずに固定化すると、何度も繰り返し使える新材料となるのです。この研究室を選んだのは、環境に貢献できる研究に関心を持ったことに加え、中部大学OBで尊敬できる先生が、学生の自主性に任せてくれる方だから。強制されるのが大嫌いな私は、勉強も授業時間内だけで理解できなければすぐ先生に質問しに行ったり、調べたりするなど、自分なりの工夫で好成績をキープしました。自分のペースで進められるこの研究室は、だからこそ「責任を持ってやり遂げよう!」と思える、最高の環境です。

落合 知夏さん
毎年、大学祭には塩やきそばの屋台を出す、チームワーク抜群の研究室。買い出しも設置も、全員で行います。

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