学部・学科

人文学部 歴史地理学科

歴史地理学科

歴史的センス、地理的センスをともに磨き、
現代社会で活躍するための「知のツール」を手に入れましょう。

学びのポイント

時間と空間を同時に考察し、未来を見通す力を身につける。
あらゆる事象を「歴史的な経緯(時間の流れや変化)」と「地理的な視野(空間の広がりやつながり)」の2つの視点から見つめ、深く追究するとともに、それらを結ぶ技術とセンスを修得します。現代社会を根源から見つめ直す洞察力や見識を養いながら、未来を見通していく力を身につけていきます。
授業の組み合わせから研究テーマまで、すべて学生自身で決定。
歴史学・地理学ともに、基礎から研究方法まで多彩なカリキュラムを用意しています。特定の分野に限定して履修、もしくは、両方をバランスよく履修することが可能です。少人数教育を重視し、歴史や地理への興味を強い関心へと高め、双方の視野から諸問題を探る力を養います。
フィールドワークを通して社会で役立つ力を養う。
1年次からフィールドワークを実施。学生が主体となって、研究対象を観察・観測し、関係者へのインタビューやアンケートを行う調査・研究活動を展開します。問題発見能力や洞察力、観察力、調査やデータ収集・分析力、プレゼンテーション能力など、社会のさまざまな分野で役立つノウハウを身につけます。

歴史地理学科 研究室紹介

佐々井研究室

CLOSE-UP 1佐々井研究室

歴史学に真摯しんしに取り組む。苦悩から生まれる新たな視点。

佐々井研究室の卒業論文テーマは、ヨーロッパの歴史に関することなら何でも良い。古代ローマの皇帝、イタリアのルネサンス期の絵画、近代イギリスの女性の生き方......。タイトルだけで興味をそそられる人も多いことだろう。事実、ゼミ生たちも仲間の研究報告を興味深く聞き、自分の研究のヒントを得ることもあると言う。「研究を通して、物事を客観的に見る力、他人の意見をうのみにせず自分で答えを出す力、筋道を立てて他人に意見を伝える力を身につけてほしいですね」。自分で問いを見つけて答えを出す、これは社会人でも難しいことだ。「研究の成果は卒業論文に集約されますが、大切なのはそこにたどり着くまでの学生たちの苦悩や苦労です。自分のやりたい研究が見つかった、と晴れやかな顔で報告してくれる学生を見ると、成長を感じて嬉しくなります」。

佐々井 真知 准教授
佐々井 真知 准教授
ゼミはどんな雰囲気?
和やかな雰囲気です。学生によって研究テーマが大きく異なるため、ゼミでの議論から予想以上のものが創出されるのが、このゼミのおもしろいところです。
末田研究室

CLOSE-UP 2末田研究室

歴史と地理の視点から、地域の課題をひも解く。

「通学やアルバイトも研究の一環です。常にアンテナを張り、地域の現状と変化を感じとるよう学生に話しています」。身近な地域の地理学を専門とする末田先生の研究室は、商店街の現状と課題を調査するために巡検したり、大学が位置する春日井市松本町で積極的に地域交流を行ったり、と活動的だ。「歴史学で身につく思考力、地理学で身につく行動力、この両面が必要です。能動的な姿勢とバイタリティーを持って、目の前の課題を解決できる人をめざしてほしい」。さらに地域ばかりでなく、テレビのニュースや新聞、インターネットなどを通して、世界の情勢や動向にも関心を向けてほしいと、先生は続ける。「卒業後は多様な社会で働くわけですから、広く関心を持つことが大切。大学で身につけた力を発揮しつつ、協調する姿勢も忘れず活躍できる人が理想ですね」。

末田 智樹 教授
末田 智樹 教授
ゼミはどんな雰囲気?
学生は私に対し、礼儀を重んじつつも、自由に気軽に話してくれます。学生同士は切磋琢磨しながらも仲が良く、4年生は3年生に卒業論文や就職活動のアドバイスをしています。

取得が期待される資格

  • ●中学校教諭一種免許状「社会」
  • ●学芸員
  • ●高等学校教諭一種免許状「地理歴史」
  • ●司書

●は所定の単位を修得後に資格の取得が可能なもの。
上記の記載内容は予定であり、変更する場合があります。 


目標に向かう先輩たちの学び

福祉は、いつ、どのように生まれた?
古い文献から人間の心を読み解く。

平林 茉莉さん

人文学部 歴史地理学科 2019年3月卒業

平林 茉莉さん

愛知県 中部大学春日丘高等学校出身

就職先ゲンキー株式会社

「社会福祉の歴史が知りたい」これが中部大学に決めた理由です。福祉の学科じゃなくて? とよく言われますが、中部大学のオープンキャンパスで先生と話し、学びたいことがここにあると知ったんです。卒業研究のテーマは「秋田感恩講によって救済された人々」。感恩講とは江戸時代にできた福祉団体で、同志の出資によって飢饉で親が亡くなった子どもなどを救済していました。団体の活動基準や時代背景を知るために多くの文献を読み解き、先行研究との差異がないかも検証したのですが、手書きで癖がある文字だったり、漢文調だったり......。苦難もあった分、新しい発見も多く、現代に生かしたい考えも得られました。歴史だけじゃない、地理も学べたからこそ研究できたことであり、知識欲が深まりました。

平林 茉莉さん
課外活動で、大学がある春日井市松本町の「松本町史」を編集しました。手書きの資料を書き起こすなど貴重な体験でした。

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