学部・学科

生命健康科学部 生命医科学科

生命医科学科

いま求められているのは、生命医科学という新たな枠組みでの学び。社会や企業の中で、総合的な視野で予防・健康を推進できる専門家を養成します。

学びのポイント

生命医科学という新たな枠組みでの学びを展開。
生命医科学科では、第一に医学の基礎的側面を徹底的に学び、バイオ技術を習得できます。第二に医学検査の実際を学び、検査技術を習得できます。第三に環境医学を学び、予防医学の考え方や技術を習得できます。第四に医学と工学が融合した新しい分野である医用工学を学び、臨床工学の技術を習得できます。
総合大学の利点を生かした豊富なカリキュラム。
基礎医学や社会医学のみならず獣医学、薬学、農学、工学や理学などの諸学問から生命医科学に関係する分野を広く学び、複合的な専門教育を行っています。生命医科学の習得には文科系学問を広く学ぶ必要があるため、文理融合の総合大学という利点を十分に生かして、豊富なカリキュラムを用意しています。
研究者や教育者をはじめ、大学院進学など豊富な進路。
健康・医療産業での研究・技術開発あるいはその普及に関わる分野での活躍、総合的な予防健康の推進をはかる新たな専門家としての活躍などが可能です。生命医科学分野の大学院に進学し、研究者・教育者をめざす道もあり、将来多方面で活躍が期待されます。

生命医科学科 研究室紹介

野田研究室

CLOSE-UP 1野田研究室

認知症・うつ病・心血管病を予防する非薬物療法は?

「平均寿命が延びる半面、わが国では認知症やうつ病、そして、弁膜症、狭心症や心筋梗塞など心血管病による心不全の増加が問題となっています。これらの疾病のリスクを高める要因の一つに、人が昼夜を問わず活動することによる、睡眠不足や睡眠障がいがあります」と野田先生は言う。先生の専門は心血管病を含む循環病態学と睡眠医学。学生は生活習慣病、認知症やうつ病までを対象に、睡眠・運動を中心とした生活指導といった「24時間型社会に対する新しい非薬物療法」を研究する。動物実験や臨床研究のほか、地域住民の健康長寿を目的に体力測定会や健康相談を実施。「卒業研究は、自分の適性を知るチャンスでもあります。特技や長所をレベルアップさせ、社会のために役立てられる知識や、独自性・創造性の高い技術・能力を身につけてほしい」――そんな思いを持つ先生の下、今後の展開が大いに期待される研究の数々が進行中だ。

野田 明子 教授
野田 明子 教授
ゼミはどんな雰囲気?
臨床研究や地域健康増進活動など、学外との交流も多く、学生たちは協力し合って進めています。先輩と後輩の関係は和やかな雰囲気があります。一方、国際化をめざし、切磋琢磨している学生は頼もしいです。
医工学研究室(山口研究室)

CLOSE-UP 2医工学研究室(山口研究室)

臨床現場での応用をめざし、健康長寿に貢献しよう。

人は加齢などに伴い、荷重のかかる関節や脊椎に損傷を受けることがある。治療には主に金属製の人工骨が用いられ、中でも人工股関節の手術は年間4万件を超える。「人工骨は、生体親和性の高いチタンなどの材料から成ります。ところが、骨と結合せずゆるみを生んだり、感染症の原因となったりする場合があります」。そう話す山口先生の研究テーマは、水溶液や加熱を使った比較的容易な表面処理により、それらの課題を解決する技術。成果の一部は、すでに臨床の現場で、人工の股関節や椎間板に適用されている。また学生の論文も、多くが国内外の専門誌に投稿される。「学生には、効率的な実験方法や分析機器の扱い方を、理由や原理を伝え細かく指導します」。高度なスキルを身につけ、超高齢化社会に貢献できる研究が、ここには待っている。

山口 誠二 講師
山口 誠二 講師
ゼミはどんな雰囲気?
高玉研究室・新谷研究室と共同の「医工学研究室」として運営されているこの研究室は、常に人の出入りがあり活気があります。学生も私の居室へ、気軽に質問に来てくれます。

取得が期待される資格

  • ○臨床検査技師(国家試験受験資格)

○は受験資格の取得が可能なもの。
上記の記載内容は予定であり、変更する場合があります。


目標に向かう先輩たちの学び

臨床検査技師の未来を見据えて、
国家試験も研究も全力で。

水野 克哉さん

生命健康科学部 生命医科学科 2019年3月卒業

水野 克哉さん

愛知県 足助高等学校出身

進学先中部大学大学院

胎児のうちに塩基配列の異常がわかり、遺伝子を正しく組み換えられれば、先天性異常を防げるかもしれない――。これが遺伝子に興味を持った理由のひとつです。臨床の現場でも、遺伝子増幅などの技術が応用されていて今後さらに遺伝子を用いた検査が増えると見込まれるため、現場に生かせる知識だと思いました。卒業研究では、拡張型心筋症の原因と、そこに効果がある薬物を調べるため、マウスを使って実験を行っています。並行して国家試験の勉強もあるので大変ですが、やりがいある研究に没頭しています。この研究がいつか病気の予防に役立ったら。大学院に進んで思う存分に研究を続け、検体ばかりを見るのではなく患者さん本人を思いやることのできる臨床検査技師をめざします。

水野 克哉さん
3年次に講義アシスタントを経験。「臨床生理学」を担当し、後輩たちに教えることにより自身の苦手も克服できました。

学科についての詳細はこちら

ページの先頭へ ページの先頭へ