生命健康科学部 理学療法学科
梶原 沙也
岐阜県 帝京大学可児高等学校出身
カナダの人々のあたたかい心に感激! 日本の福祉を見直すきっかけに。
医療分野を学ぶ私は、留学中もカナダの福祉に注目しました。感激したのは、バスでの人々の気づかいです。ベビーカーを押す人や高齢者を見ると、乗降しやすいようにバスの車高が下がったり、自然に席を譲ったりして、みんなが気を利かせるのです。さらにバスから降りるときは、運転手から遠いドアからでも「ありがとう」と必ずお礼の言葉をかけていました。カナダの人々の素敵な心にふれて幸せな気持ちになるとともに、日本ではつい「恥ずかしい」という気持ちが先に立って行動に移せない人が多いことを反省しました。また、コミュニケーション能力も磨かれました。 英語力が必要なことはもちろん、表情によって伝わることがあると気づいたんです。大切なのは、相手に伝えようとする気持ちです。たくさんの人と出会い、多くのことを学んだ1か月間でした。