学部・学科

生命健康科学部 臨床工学科

臨床工学科

高度で精密な医療機器を医療の現場で医師に協力して操作・管理する
医療専門職を養成します。

学びのポイント

臨床経験豊富な教員から現場で生きる知識と技術を学ぶ。
1998年から併設の技術医療専門学校において臨床工学技士の養成を行い、2010年に大学の臨床工学科として改組、指導は同校の教員が引き継いでいます。人工透析室、手術室や集中治療室(ICU)での機器操作など、臨床工学技士の主要業務となる分野では、臨床経験の豊富な教員が現場に即した実践的な教育を行っています。
工学部と連携し、工学の基礎に精通した医療人を育成。
高度化を続ける医療技術に対応していくためには、医学・医療と工学的技術の両面を基礎から理解することが大切です。医学・医療については生命健康科学部の共通科目と基盤科目で基礎を固めます。工学的技術については工学部との連携による教育を行い、工学を基礎から理解した医療人の育成に努めます。
4年次の臨床実習で高度な実践力を身につける。
高度先端医療を提供する特定機能病院を含む、愛知・岐阜・三重を中心とした医療機関と提携し、充実した臨床実習環境を整えています。4年次に行う臨床実習は、血液浄化装置(人工透析)・手術室・集中治療室・医療機器管理業務の4分野。医療現場での実践を通して、3年間学んだ知識と技術の統合を図ります。

臨床工学科 研究室紹介

河原研究室

CLOSE-UP 1河原研究室

細胞の代わりに「感染」するデバイスでウイルスを検出!

半導体技術は、私たちの生活をどんどん便利にしてくれている。河原先生の研究テーマの一つが、半導体デバイスによるウイルス検出技術だ。「細胞の表面にウイルスが結びつき感染するのと同じ仕組みで検出する、超高感度センサを開発しています」。センサを構成するのは、半導体デバイスと、ウイルスの種類により選択的に相互作用する分子。その分子を見つけ出すため、詳細な感染メカニズムの解明も行っている。また、検出技術とネットワーク技術を組み合わせ、感染の世界的拡大を防ぐ研究も進行中だ。ナノレベルから地球規模までの最先端のテーマの中から、学生は各自が興味あるものに参加する。「身につけてほしいのは、自分の立ち位置を把握し、道筋を考えて研究を進める姿勢。それがあれば、未知の問題も、一歩ずつ解決に導くことができるはずです」。

河原 敏男 教授
河原 敏男 教授
ゼミはどんな雰囲気?
研究室は学生のサポートをするシニアスタッフも含めて人数が多く、私がいないときでも誰かに気軽に相談できる環境があります。学生同士も仲が良く、互いに助け合っています。
平手研究室

CLOSE-UP 2平手研究室

機器の利点と弱点、どちらも知ってこそエキスパート。

臨床工学技士が医療の現場で扱うのは、人工心肺装置や血液浄化装置、補助循環装置、手術機器といった医用工学機器だ。これらは生命の維持に欠かせない一方で、身体の負担となる「侵襲性」がついて回る。「私の研究室では、各機器の有効性や侵襲性についてさまざまな視点から研究し、エキスパートをめざしてもらいます」と平手先生は言う。例えば冠動脈バイパス手術において、人工心肺装置を用いた場合と用いない場合を比較し、侵襲性を探る。ほかにも呼吸不全に対する新しい酸素療法や、人工透析を対象とした研究も。その多くが臨床の現場と協力して行われ、病院見学の機会も豊富だ。「言うまでもなく、育てたいのは医療に貢献できる人材。そのために、研究に関連する情報を積極的に集めるなど、自ら学び、自分を成長させてほしいのです」。

平手 裕市 教授
平手 裕市 教授
ゼミはどんな雰囲気?
「やることをやったら遊ぼう!」と、ウォーキングや食べ歩きを全員で楽しみます。4年生の卒業研究を大学院生が指導するなど、学生同士が助け合う関係は、その成果でもあります。

取得が期待される資格

  • ○臨床工学技士(国家試験受験資格)

○は受験資格の取得が可能なもの。
上記の記載内容は予定であり、変更する場合があります。


目標に向かう先輩たちの学び

医用工学機器がずらりと並ぶ環境で、
確実な知識と技術を追求。

牧野 清香さん

生命健康科学部 臨床工学科 2019年3月卒業

牧野 清香さん

愛知県 椙山女学園高等学校出身

就職先岐阜県立多治見病院

中部大学を志望したのは、工学部もある総合大学だからです。医用工学機器の操作のほか、保守点検も臨床工学技士の仕事。工学部の先生が担当する講義では電気、電子、情報、機械、材料工学を学び、実習では各種医療機器の分解・組立を教わり、医用工学機器の原理・構造から保守点検まで深く理解できました。さらに機器が数多く並ぶ演習室は開放されていて、講義後も自主的に練習をすることができます。学科の先生は困った時すぐ相談にのってくださって、私たちが勉強しやすい環境を整えてくださいました。患者さんの命を支える仕事だからこそ確実な知識と技術を身につけたい。中部大学のこのぜいたくな環境が、私の思いを育て、夢をかなえてくれました。

牧野 清香さん
チアリーダー部「ELFINS」に所属し、スポーツ系の部活の応援に行ったり、文化祭のステージに立ったりしました。

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